現代都市には、

地下街、高層ビル、臨海部の埋立地

など近代技術に支えられた多くの人工空間が存在する。

阪神・淡路大震災では、

高速道路や地下鉄

に被害があった。

 空間の高度利用を追及するのが都市であるのであれば、これらの人工的空間における被害も「都市災害」と言える。ただし、被害が人工空間を構築している構造体のみに限定されたとすれば都市災害というよりは一般的地震災害の域をでないであろう。その解決は技術的問題として処理されるのである。

これらの人工空間の破壊、機能停止により人々が階段で折り重なって多数の死傷者がでたり、

生き埋めや閉じ込め者の救出の遅れが死者の発生につながったり、流通が途絶して大きな経済被害になった場合に、都市災害と呼び得る。

こうした被害が、技術と人間との関係に依存する事象であり、その関係の理解に基づいて階段の形状や救出手段など、従来とは異なった技術が要求されるのである。

となると、どんどん都市災害の定義がアレになってきてる気がする。

 

ガス爆発での多数の死傷者がでた時は都市災害。

地震で被害の状況が都市特有なら都市災害。

人工空間における被害(生き埋めの救出遅れ死者、流通途絶)も都市災害。

 

都市災害がどんどん多様になっている気がする。この場合都市の高密化によって多数の死者って言うのがポイントなのだろう。